「心を育てる」というのはとても時間がかかります。簡単には育ちません。
心を育てる、心をつなぐには、手間ひまを惜しんではいけません。
幼児期の心が柔らかい、素直なこの時期こそが一番大切な時期です。
人間の成長と植物の成長はよく似ています。人間も植物も同じよう目に見えない、根っ子
の部分が大切なのです。幼児期は人間の根っ子を育てるとても大切な時期です。

植物は根がしっかり張ってないと、成長して実がなっても、強風や大雨に耐えられません。
人間も根っ子が未成長だととても不安定です。失敗や挫折があったら耐えられません。
しっかりと太い根っ子を育てる、それが幼児期です。
人間の根っ子とは、子ども達の未来を支える心の土台、心の成長なのです。

保育理念

「親鸞聖人の生き方に学び、生かされているいのちに目覚め共に育ち合う」

保育方針

基本的生活習慣

当たり前のことを、当たり前にできるようになろう!
・あいさつ
あいさつはコミュニケーションの第一歩。あいさつを通して、周りの人に幸せをいっぱい届ける子になって欲しい。あいさつを通して、世界を広げて欲しい。
・靴をそろえる
・整理整頓

つぶやく

嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、寂しいこと等々、日々いろいろな心と出会います。その心の中をそのまま素直に安心してつぶやける子になって欲しい。
共に喜び、笑い、悩み、考えて、子ども達の気持ちに寄り添っていきます。子ども達が安心してつぶやき、心の整理ができ、自分で考えて→決めて→行動できる“生きる力”を育てます。

自己肯定感を育てる

どんな事も自分の問題として受け取る心の習慣(内観)を身につけると、感性が豊かになり、集中力が育ち直感とひらめきが伴ってきます。 日常生活の中で、たくさんのおかげさまの心に気付き、何事にもありがとうの心で受け取る子どもを育てます。

保育目標

命を大切にする

意地悪をしたり人の悪口を言ったりする事は命の無駄遣いと感じることができ、 何事も逃げずに目の前の事を一生懸命取り組む心を育て、 善悪の判断が正しく身につく子どもを育てます。

コミュニケーションを育む

仏様のおかげを感じ、親を敬い、誰とでも仲良く助け合い、感動の心を持って人と接することのできる子どもを育てます。

おかげさま、ありがとうの生活

どんな事も自分の問題として受け取る心の習慣(内観)を身につけると、感性が豊かになり、集中力が育ち直感とひらめきが伴ってきます。 日常生活の中で、たくさんのおかげさまの心に気付き、何事にもありがとうの心で受け取る子どもを育てます。

自己表現ができ、心身共に軽やかに

自分が感じている事や疑問に思っている事をきちんと言葉で表現する力を育み、美術や音楽、体育を通して情操を豊かにし、心の掃除(整理)を身に付け、心がいつも軽やかな子どもを育てます。

自己管理のできる人間に

食育や体育などを通して体の健康管理を身につけるだけでなく、今の自分がそれでよいのか問いかける力を養い、自分の心を見つめる習慣を培うことにより、心身の自己管理ができる子どもを育てます。

特色

こころ-HEART-

子どもたちは毎朝玄関前の親鸞さまに「おはようございます」と元気いっぱいあいさつをして登園してきます。1日の始まりは、仏さまへのお参りです。「いのちいただいてありがとう」「おかげさま」の気持ちを大切に、自分の心を見つめて仏さまに問いながら園生活をしています。

からだ-BODY-

子どもたちは登園して着替えが終わったら、まず元気よく園庭に出て朝の自由遊びを楽しみます。 サーキットあそび・サッカー・砂あそびなど好きなあそびに自由に取り組んでいます。自由あそびの後は、園児全員で体操・縄跳び・マラソンが習慣となっています。また、年間を通じて素足教育(ぞうり)、食育にも取り組んでいます。

経験-EXPERIENCE-

新田塚幼稚園では、日常保育はもちろん、運動会、生活発表会、園外活動など、さまざまな行事を行なっています。そのプロセスの中で子どもたちが何を見て、何を感じ、何と向き合い自分とどう関わりあっていくかを大切にしています。そこで経験する楽しさ、達成する喜び、くやしさ、もどかしさ等々から深い充実感を学びます。

環境-ENVIRONMENT-

2000坪の広々とした明るい環境の中、子どもたちはのびのびと生活しています。将来を担う幼児は適切なのびのびとした環境の中、 心身の発達を助長し、調和のとれた人間形成を目指して子ども自身の発達に即応した教育を行なっています。園庭には季節の花木が子どもたちをやさしく迎えてくれます。 また、遊具やクライミングや図書コーナーも充実しています。